本日は、長坂町内のアカマツを皆伐した林地に広葉樹(クヌギ、コナラ、エノキ)の苗を600本植えました。
昨年に引き続いて、長坂町地域委員会の皆さんと本会の協働作業で行いました。
今日の林地はアカマツを伐採した後にヒノキを植える予定でしたが、所有者にオオムラサキなどの生物が沢山棲める森にするため広葉樹を植えることをお願いして実現しました。
約30名の参加者はササ刈り班と支柱の竹棒を打ち込み、その場に穴を掘る班、苗を植え付けていく班に分担して行いました。約2時間かけて600本を植え込みました。曇り空でしたが、汗だくでした。
この木が大きく育てば、オオムラサキやカブトムシ等が棲める環境になると思います。3年間くらい、下草刈りをして、苗を大きく育てなければなりません。北杜市では、アカマツがあちこちで伐採され、ヒノキが植裁されています。植裁樹種の比率はヒノキ90パーセント、その他10パーセントです。
広葉樹林が減っていくと、何百年も昔からの里山生態系が大きく崩れてしまいます。オオムラサキも人為的飼育施設でしか見られなくなるかもしれません。野生動物や人間の生活にも影響が出てくることも考えられます。
本会では、ヒノキの植裁だけでなく、ナラ、クヌギ、クリ、エノキ等の広葉樹を植える行動を興しています。
午後から「森造」も広葉樹の苗を植えるので、こちらにも午前中の参加者の一部が流れ参加しました。
参加した市議会議員は、広葉樹の植裁を推進するように行政へも働きかけていくと述べていました。