朝方、相吉市議会議員が、15日の栃木県足尾鉱山の植樹に参加しても良いと言ってきました。 朝から田んぼの代掻きを行いましたが、気温が低くて風が強く、防寒用のジャンパーや首にタオルを巻いたりして出かけました。愛用トラクター「耕作くん」に乗って田んぼに向かうと、昨日から水路の水を入れっぱなしの田んぼ一面に水が張っていました。トラクターを田んぼに入れて、ロータリーの回転を中速にセットし代掻き開始。田んぼの中をぐるぐる回るだけです。どこからか、エンジン音を聞きつけて、セグロセキレイ、ムクドリ、カラスが飛来しました。泥の中の虫をついばんでいます。一般的には人間が近づけば野鳥は逃げますが、田んぼでの野鳥は慣れているのか、トラクターが近づいても直ぐには逃げません。ムクドリが直ぐ傍までくるので、親しみを感じます。
何時間も運転席に座っているだけですから、あちらこちらを観察します。トンビが回りながら近づいて来ました。するとアカマツ林から、カラスが飛び出してトンビを追撃し始め、トンビは慌てて逃げ去りました。カラスが巣作りしているのかも知れません。
昼食後、再びトラクターを走らせると、風が吹いてきて小さな竜巻が発生しました。田んぼの水面が波立って、水を巻き上げて水蒸気のような状態で水面を動いています。みるみるうちに竜巻の輪が
大きくなって、前方へ移動して行くと思われましたが、急に進路変更して、トラクターに向かってきました。慌ててトラクターを停車させると、運転席の私の帽子を巻き上げ、小さな水滴を顔や体にぶつけて遠ざかって行きました。帽子は隣の田んぼの真ん中に落ちていました。びっくりした~。
ご近所の方が、隣の田んぼの土手草を刈りに来ました。JAが成長した苗を配付したり、農業法人のみなさんが、古代米の作付けの準備をしています。今日は田んぼが賑やかでした。
代掻き後、田んぼの土の高さが不均衡な部分を、鍬で土を低い方へ移動させますが、土が粘っこくて重く、重労働になっています。ほぼ平らになったところで、除草剤の白い水溶液を均等にまきました。除草剤を撒いておかないと、田植えの後に芝のように草が生えてきて、稲の苗と区別が付かない程になります。
代掻きが終わって、明日は足尾鉱山に植林のため、5名で出かけます。