午前中に、県立大学の2人の先生が訪れました。学生たちの野外学習について協力できることがないか打ち合わせをしました。
打ち合わせをしてから、小淵沢町にある森造の育苗場で冬越しした苗ポットの草抜きや整理に行きました。森造の事務局の金子さんが、作業をしていました。クヌギ、ナラ、ヤマザクラは新しい芽を開いていますが、シラカシ、エノキはかなり枯死しています。健全なポット苗を選別しました。
冬の間、鹿が苗の先を食いちぎったポットや篭から引っ張り出されたポットもありました。
先端がハサミで切ったように、切られている苗は鹿が食べた痕で、以前、植樹した苗が同じように食いちぎられ場面を見たことがあります。 (鹿食害苗)
午後4時過ぎまで作業をして、6時から観光協会が、今年からホタルの観察会を行うため、ホタルが沢山発生している河川の現場を役員で歩いてみました。河川の土手を夜歩くのには、危険な場所がいくつかあり、注意を促す措置が必要であることを確認しあいました。
この河川は、市街地を流れているため汚染がひどかったのですが、下水道の普及によって、次第に水質が浄化されています。ホタルも多く発生するようになってきました。主催者として、こうした点を
強調したい考えです。ちなみにホタルの幼虫1匹が食べるカワニナの数は、平均24匹です。ですから100匹のホタルが飛んでいると2400匹のカワニナが生息していることになります。大変な環境が必要です。ほーほーホタル来い、こっちの水は甘いぞーって本当ですね。水が不味いとホタル住めません。
この水路にはホタルが沢山
魚道がありました