今朝は大雪です。森びとインストラクターの研修二日目です。宿泊所の志満や旅館に迎えに行き、8時30分現地に向かいました。積雪が多く予定していた下刈り作業が困難なため、昨日と同じアカマツの伐採方法を研修しました。
切り倒す木の傾きや枝張りを観察して、倒す方向を決めます。講師の小林さんが砂の入った皮袋に糸を結んでアカマツの小枝に飛ばします。革袋が飛んで小枝に糸が掛かりました。糸に太いロープを結んで糸を引っ張ってロープが枝に掛かりました。垂らしたロープの両端を結んで輪を作り一方を引
っ張って幹の高い位置にロープを掛けることができました。倒す方向にある別の太い幹にロープを回して安全な位置からロープをウインチ等で引っ張ります。倒す幹の根元をチェンソーで切ります。ウインチでロープを引っ張って倒したい方向に倒すことができました。パチパチ拍手
同様にもう一本倒しました。今度はロープを使わずに、木の傾きだけで倒すやり方です。研修生が
数人で協議しながら方向を決めました。根元を切り込み、木が倒れ始めましたが、おっとっと!
隣の松の枝に掛かってしまい倒れません。掛かり木を倒す良い教材になってしまいました。掛かり木を回転させながら枝から外す方法を試みました。動きません。掛かり木の先端の幹に砂袋を飛ばして糸を引っかけました。その糸をひっぱるだけで幹が動きましたので、声を合わせて回転させる動作を行ったところ外れました。成功です。この様な実習を繰り返して、研修生もわれわれも感心するばかりでした。
山の中に松枯れの倒木がゴロゴロあるので、分担して玉切りして片付けました。こうしておくと下刈り作業が楽になります 12時にオオムラサキセンターに移動しておむすびの昼食。昼食後センターを見学して14時16分の上り列車で帰りました。
松枯れ倒木の片付け
仲間がたき火を始めましたが、作業をしていると寒さ感じません。
見物人が寒いだけです。