オオムラサキセンターの連休に向けて総合的な準備について打ち合わせを行いました。ドジョウのつかみどりのプール作成、売店の準備、水生昆虫観察会の手配、生態観察施設内の解説員の手配、スタンプラリーの準備、駐車場の整理など。
9時から長野県安曇野から連休中に開催する『希望の光~木の実の物語~』について打ち合わせのために関係者が来館しました。松ぼっくりや小枝のキーホルダーやドングリのメモスタンド等の作成コーナーやライブ、作業所の手作りくるみクッキー販売等が行われます。
キープ協会の新職員と実習生が見学に訪れました。私の昆虫の話にメモを取りながら「いい話ですね」と喜んでいました。オオムラサキの越冬幼虫が、起眠してエノキの幹をのぼり始めました。
午後から集落の神社で春祭りの祭事が行われました。集落の役員や氏子総代らが集まって、神主の指示にしたがって、玉串を奉天したり集落の安泰と繁栄を祈願しました。庭にあるこだまさんと呼ばれる養蚕の神様と菅原道真を祀った石塔の前で拝礼しました。この神社は戦国時代より前に存在していたそうで、その頃から村人が祭事を行ってきたのです。
祭りの中止も検討されましたが、被災地の復興も祈願して行うことになりました。神主の祈願文の中にも、被災地の復興を願う言葉がありました。
氏子役員が用意したご馳走を食べ神酒をいただいて語り合いました。私が子どもの頃は、大勢の村人が集まって、祝いました。子どもにはお赤飯が振る舞われて、お菓子など食べられなかったので、お赤飯に群がって手皿にもらい再度もらい直したことを覚えています。
人が集まれば、大震災の話題です。神主から義援金の要請があり寄付しました。みな、このままでは被災地ばかりでなく、自分たちもボディブローが徐々に効いてきて、日本全体が一時的に沈むのではと心配しています。戦争を体験した人は、戦争直後の悲惨から立ち上がったことを話してくれました。
今日の花暦
我が家の椿 ミツバツツジ
ムラサキハナナ
ハナボケ
ハナモモ 八重椿