今日は五月晴れで暑いくらいでした。ドジョウのつかみどりコーナーは、暑さも手伝って大賑わいでした。
オオムラサキの生態観察施設はベテランのボランテイアインストラクターの解説があって、本来の環境学習の大切な場所になっています。生態観察施設の中は、自然状態ですので様々な植物が、柔ら
かい葉を広げ始めています。その中にチョウの幼虫が食べる草がありますので、チョウの写真と草の名前を書き込んだプレートを作成しました。
水星昆虫観察会が開かれました。今年はトンボや水生昆虫の発生が遅れているようです。
キアゲハが数頭羽化しましたが、広い施設の中では見つけられません。50~100くらいの数がいないと、目にすることはできません。
小学生が、ここは自然がいっぱいあって楽しいな~とうれしいお言葉。20倍ルーペで昆虫の顔を観察できる仕掛けも、大勢覗いてくれました。
小さな子どもが、トート!チョート!チョーチョ!と喜んでくれると、心が豊かになった気がします。
湘南から来たカップルが、海岸で背中にスジがあってひげが長くて、キュキュと鳴く甲虫がいたけど何?という問い合わせです。カミキリムシの何かかなと話を進めましたが、カミキリムシではないとのこと。
海岸の甲虫に詳しくないので、言葉だけではピントきません。携帯図鑑の写真を見せたら、これこれと言うので見ましたら、シロスジコガネという絶滅しかかっているコガネムシの一種でした。こういう質問で、人間関係が構築されることってあるんですよ。
幼虫を持ってきて、この虫の餌を少しもらいたいという家族連れもありました。一見するとゴマダラチョウの幼虫ですが、エノキを食べるのでエノキの新芽の小枝を少し上げました。
都会の方でしたので、それを成虫にするまでにはかなりのエノキが必要ですよ。都会では飼育は無理でしょうと言いましたが、子どもが(というよりは母が)飼ってみたいということでした。
飼ってみること大事ですよ。今年はオオムラサキセンターでも、昆虫の飼育教室を開催します。
ナチュラリスト写真家山口進さんが、撮影スタッフと一緒に里山の記録撮影の打ち合わせに来館しました。8月下旬にNHK放送局で放映予定だそうです。
今日は4月以降では、一番の大勢の来館者がありましたが、昨年と比較するとかなり少ないです。結構内容は充実しているんですけどね?。震災の影響でしょうか。
蝶の花壇も最盛期