2団体の来館がありました。高齢者の団体の方が、オオムラサキが飛んでないことに、本気なのかユーモアなのか「チョウが飛んでねえのに、金取るのか」とのことです。うーん! お客様、幼虫見るのも大事ですよ。
女子中学生グループの見学もあり、直ぐに帰りそうなので幼虫見られた?と声を掛けると、よく見てない様子。生態観察施設びばりうむに案内して、葉にいる幼虫やアリグモを見せると、じっくり観察を始めて、帰り際に沢山の虫が見られて楽しかったとの感想でした。やはりきめ細かな案内が大切なのか。
生態観察施設の中に、アリ?・・アリと思いきや脚が8本あるアリグモや緑色の上品と思いきやどう猛なワカバクモが発生して、オオムラサキの幼虫を食べています。かなりの幼虫が、食べられています。このままでは、夏までにかなり食べられてしまいそうです。
室内の展示用ライトを節電と標本を綺麗に見せるため、LED電球に換える計画ですが、値段が高いので安い製品をさがしています。メーカーによっては、在庫がきれているものもあります。節電対策で需要が高まっているようです。電球一個に就き節電電気料に換算して、節電補助金がつくようにしてください。
今年は各種団体があつまって、里山の生き物をテーマにした遊びや体験を実施して、年齢制限なしの昆虫少年を多く産み出そうと本格的な計画をしています。里山の生き物を追った少年時代の体験が、地域を大切に思う心を育むという認識の元に実施します。本日、提案書をとりまとめて、市役所へ提出しました。