午前中は里山再生活動日で、植樹場所のササ刈りを行いました。跡部公、跡部治、植松英、中島、三井俊、新人参加者で行いました。今回の場所は、皆伐後一年経過していますが、ササと孟宗竹が侵入し始めていて、それに加えて、伐採後の整理が悪く、刈払機の刃が倒木に当たって作業困難でした。
これでは植樹ができませんので、チェンソーで放置された材木を刻んで片付けるしかありません。余計な労力と時間がかかってしまいます。
センターに戻って昼食をとって間もなく、多摩動物園が募集したオオムラサキセンター見学会のガイドを行いました。昼食時のスコールも上がって、日が差してきました。参加者の子供たちには、たも網を持たせて公園内の池や棚田の田んぼの中の虫取りをしました。私の解説が長めで、子供たちがもぞもぞしていました。
大勢で虫取りをしましたので、沢山の水生昆虫が見つかりました。
池では、コシアキトンボやオオアオイトトンボ、ヤンマなどのヤゴやコオイムシ、マツモムシ、メダカ、タニシ、カワニナ、サカマキガイが見つかり、田んぼではミズカマキリ、シマゲンゴロウ、ゲンゴロウ幼虫、ヒメガムシ、キンカメムシ死骸、クロカミキリムシ死骸、コオイムシ、キアゲハ幼虫が見つかりました。特にヒメガムシがたくさん見つかりました。
一般の来館者も多く訪れ、オオムラサキやホタルを見て、喜んでいました。