甲府市に近い甲斐市にオオムラサキが大発生している場所があります。オオムラサキセンターで、本日現場に行って調査を行いました。
現場に行ってみると、集落の中をオオムラサキが滑空していました。人家の周りでも、滑空していました。山梨放送の酒井アナも同行して、地元の方の案内で裏山の奥へ車で上ってみると、道路沿いに数十頭がかたまりになって、飛んでいます。
建築物の犬走りのコンクリートに30頭位いて、吸水をしているようでした。裏山全体にエノキが、かなり生育していました。
梅とクリが栽培してある畑に、エノキとクヌギが、それぞれ4本立っていて、エノキにはいくつも蛹が付いていて、クヌギでは、30頭位オスが樹液を吸っていました。この畑の持ち主が、オオムラサキのために、伐採しないで残してあるそうです。
別の場所では、桑畑の廃園に大きなエノキが3本あり、葉を食べ尽くされて丸坊主になっていました。
自然界では、野鳥等の天敵がいるのでエノキが丸坊主になるほど、幼虫に食べ尽くされる例は見たことありません。
とにかく、ものすごい数のオオムラサキがいました。