オオムラサキの越冬幼虫の体内の細胞や成分を鳥取大学の先生が、研究しています。極寒の中で、幼虫の表皮はどうなっているのか、何が表皮を守っているのか、眠りから覚めた幼虫が、どのようにして緑色に変化していくのか、肉眼では見えない世界の話です。
越冬幼虫が体内に不凍液のようなグリセリン物質を持っていて、氷点下の世界でも生存できるという報告はあります。あるいは、カエデのように糖分を濃縮して、凍裂を防ぐと同じように体内の血糖値を上げて細胞の凍死を防ぐメカニズムがあるのか見たいですね
私たちは研究機材も持っていませんので、大学のような専門機関で解明していただきたいと思いますし、解明されたら面白いし楽しいだろうなと思います。
蛹の中で、幼虫が成虫に変化する様子を、見てみたいと思っていました。これまでは、蛹を時系列で剥がして中身を視認してある程度の様子は分かっています。レントゲン等の透視技術で、見えたら面白いと思っていました。解決しました。某研究所で、実写に成功したそうです。オオムラサキセンターにも提供していただけそうです。待ち遠しいな~