今日も仲間達は、ササ刈り作業を行いました。私は仲間の了解を得て、山梨県森林環境部の第3回エコティチャー養成講座が富士山麓にある環境科学研究所で開かれ参加しました。
自然観察ガイドの手順と心得の講義や自然系と生活系に分かれて、実技研修がありました。自然系は環境科学研究所周辺の自然林の中で、ネイチャーガイドの実際が行われました。研究所周辺は、1,000年前の富士山噴火で一旦茅の原野になっていたのが、天然の赤松林になっています。樹種は多く、遷移が進んでいる様子です。八ヶ岳の森とは樹種が異なっています。杉の倒木が溶岩に覆われた形跡もありました。赤いタマゴダケも見つけました。教えてもらった、私の知らなかったこと。
1.三大名鳥 オオルリ・ウグイス・コマドリ
2.リョウブの葉は食べると美味しくて、食料のない時期には食用として利用された。
3.ノリウツギ 今、アジサイのような花を付けていますが、幹にネバネバがあり、和紙の製造過程で粘着材と して使った。
4.桂の葉は紅葉の頃、キャラメルの香りがする。
連日の会議と活動のため、講義中に睡魔に襲われ、帰りの運転中も極度の睡魔と時々ボーとすることがありました。人間は適度の休息が必要ではないでしょうか。
疲労現象は30億年前に地球上にミトコンドリアが発生して生命体が誕生したときから、過酷な環境の中で生命体がバランス良く生き残るために必要なことなのです。
帰宅直後、身延町にお住まいの同級生の池川さんが訪ねてきました。清里の別荘へ行く途中立ち寄ってくれ、清里の森音楽ホールの催し物のお誘いと、9月23日に予定している「自然とオオムラサキに親しむ会」の里山再生見学ツアーの打ち合わせでした。