朝、NHKデイレクターから電話があり、日野春小学校の飼育ケージのサナギが羽化しそうなので、予定を変更するとのことでした。
午後4時から帝京学園短期大学の1年生が、オオムラサキの森づくりのため植樹活動を行いました。植樹場所は赤松とヒノキ林を伐採した山林です。伐採後数年放置していた林で、ネザサが年々増殖している場所で、ササ刈りをしながら植樹を続けています。
休眠状態のまま低温貯蔵している苗ですので、根は未だ眠っています。毛根をしっかりと土の中に埋め込まないと、この暑さの中では枯れてしまいます。昨年植樹した同様の苗も、浅く植えた苗は活着しませんでした。
学生たちも、私の説明の受けとめ方が様々で、苗の根を浅く差しただけのものもあったり、しっかりと植え付けてあるものもあったりです。浅く植えた苗は枯れてしまうので、繰り返し植え方を注意しました。中には4本くらいをまとめて差し込んである部分もあり、「言ってることが分からないのか」と学生に声を荒げてしまうこともありました。浅く植えた苗は植え直しました。
静かな林の中に、賑やかな若者が大勢出現したので、通りかかる方々が「何事ですか」と問いかけてきたり、遠くから笑顔で様子をみている散歩中の老人たちもいました。
暑い中をお疲れ様でした。山梨日々新聞の取材がありました。
道をセミの幼虫が横切っていましたが、車にひかれてしまうので近くの木に移しました。