今日は盆帰りの帰省客が都会へUターンして、来館者が激減すると予想していましたが、午前中から大勢の家族連れが訪れました。混雑を避けて、落ち着いた頃に来られるお客様もいます。オオムラサキの最盛期に来たいと思っていても来られなくて、やっと来ることができたというお客様もいました。
愛知県から来たご夫婦は、写真が趣味のようでチョウの写真を撮り歩いているとのこと。ゼフィルスの写真を何枚か持参して、何チョウか聞いて来ましたが、ゼフィルスは同定が難しいので詳しい方に聞いてから返事することにしました。
森林科学館テラスから観察できるクヌギの樹液場も、日に日に数が減っていきますが、オオムラサキは数匹が食事に訪れています。きれいなオスも飛来して、今年はオオムラサキの見られる時期が長いと感じています。例年ですと旧盆が過ぎるとほとんど姿を消してしまいます。
今年の気象が生存率を高める要因になったと思います。
窓ガラス越しに見えるアシナガバチの巣が大きくなって、幼虫が顔を覗かせています。
びばりうむの中にシジュウカラが入り込んでしまい、ネットに止まっているオオムラサキをつついています。