山梨県内のニュース(山梨日日新聞から)
2011年12月17日(土)
足元もじっくり観察して
標本埋め込んだ廊下完成
北杜・オオムラサキセンター
北杜市オオムラサキセンターは、透明の樹脂製昆虫標本を渡り廊下に埋め込み、「昆虫ロード」として整備した。小さな子どもたちに人気を集めているという。
昆虫ロードは、森林科学館とオオムラサキ生態観察施設「びばりうむ長坂」を結ぶ約7メートルの部分。クワガタやタマムシ、コガネムシなど約50個の昆虫標本を約50センチ間隔を空けて埋め込み、自由に観察できるようにしている。
老朽化していた木製廊下をコンクリート製に作り替える際、来館者に楽しんで渡ってもらえる工夫をしようと企画した。同センターは「通り過ぎないで、ゆっくり歩いて楽しんでほしい」としている。
樹脂製の昆虫標本が埋め込まれている昆虫ロード=北杜市オオムラサキセンター
昆虫ロードに埋め込まれている樹脂製のクワガタ