今朝は冷え込みました。今年最後の3連休ですが、オオムラサキセンターは開店休業状態です。収入は0でも、電気、暖房日は掛かっています。こうした冬期間に工作教室の材料を刻んだり、薪を作ったり、新しい企画を考えたりしなければなりません。来年販売する小枝で縁取りした写真立てや木の実のストラップ、丸太を文字盤にした時計などを作っています。
今日は朝から、ビバリウムの中や公園内のエノキの根元から集めた落ち葉に、どのくらいのオオムラサキの幼虫が、越冬しているかを数えてみました。
1本ごとに何百枚もの落ち葉を全て調べました。公園内のエノキにも数十頭いました。ビバリウム内のエノキには、最大で600匹以上、他の木にも350匹くらい見つかりました。今年は多いようです。オオムラサキの幼虫は、乾燥に弱いので川沿いや池の傍のエノキに多くいることが分かっていますが、今回の調査でも、池の傍のエノキに600以上見つかり、このことが裏付けられました。
調査は暖かい部屋ですと、幼虫が動いてしまうので暖房のない冷え切った部屋で行いました。寒さと目が痛くなってしまい、少々疲れました。途中、初めて来館された家族連れが調査の様子を見て、これがオオムラサキの幼虫ですかと、興味を示していました。