今朝は一面雪化粧でした。道路もつるつるで、信号停止の車が、坂道発進ができずに渋滞していました。スリップ事故もあったようです。私もノロノロ運転で出勤しました。
午前中、NHKの堀口キャスターが、冬越しの虫の様子を取材に来ました。榎の根元には、オオムラサキの幼虫。落ち葉を貯めた腐葉土場にはカブトムシの幼虫、朽ち木の皮を剥がすと、チャイロコメノゴミムシダマ
シの幼虫(トトムシ)、アカヘリサシガメの成虫、モミジの小枝には、イラガの繭とハラビロカマキリの卵嚢が見つかりました。春を待ちきれなくて咲き始めたミツマタの蕾や凍りついた池の様子も撮っていました。うまく撮れたでしょうか。
1月24日11時40分NHK「もうすぐ山梨のお昼」で放送予定です。
午後から市役所管財課と環境課で、オオムラサキセンターに設置予定の薪ストーブの審査に来ました。設置できれば、化石燃料に代わる自然のエネルギーによる暖房として、良い事例になると思います。
追伸
虫などの説明をもう少し詳しく書けという評価がありましたので、書き加えました。
イラガは幼虫の体に、トゲがあって刺さると、激痛がして炎症を起こします。別名電気虫と呼ばれるほどです。また、イラガの繭から7月頃、毒蛾が飛び立ちますが、抜け殻が桶の形に似ていることから、スズメノショウベンタゴともよばれます。タゴとは桶のことです。
チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫は、北巨摩ではトトムシと呼んで、鶏小屋の土の中に沢山発生します。コメのぬかにも発生します。最近はミルワームといって、釣りの餌や肉食昆虫の餌に使われています。成虫は、黒い光沢のある甲虫です。 終わり