朝7時から神社の春祭りの準備をしました。境内に積もった落ち葉や拝殿等の清掃を、当番の家から一人ずつ出て作業をしました。中には、忘れて出てこない家もあります。私が若かりし頃は、うっかり欠席すると年配の方に、怒られたものです。今は、怒られることもありません。
清掃の後、4人の氏子総代はしめ縄や幟を立てたり、明日の祭典の準備を行いました。
オオムラサキセンターへ出勤して、「役に立つ生き物展」の展示物を、チェストの引き出しにコンパクトに整理しています。引き出し方式ですと、壁側に寄せることができますので、あいた空間に、ゴールデンウイークの生きた昆虫や巨大昆虫等を展示します。
本日、石川県立ふれあい昆虫館の○○さんよりツメアカナガヒラタタマムシの標本をお借りしました。この昆虫
は海外に生息するナガヒラタタマムシの仲間で、ナガヒラタタマムシは50キロ遠くの山火事を感知する能力を持っていると言われ、この能力を火災検知器の開発に役立てようとしています。展示用にお借りしました。
この他に、最近急速に普及し始めているLEDと全く同じ構造の鱗粉を持つ「ニレウスルリアゲハ」の標本も見つかり、チェスト展示に加えることができそうです。こうした展示を通して、子供たちが自然に関心を持つようになって、自然を活用した研究者に育っていくことを期待しています。