4日13時から長野県原村役場庁舎で、ミヤマシロチョウの対策についての会議がありました。長野県の呼びかけによるもので、ミヤマシロチョウ保護団体や信州大学の先生方、オオムラサキセンターから私が参加しました。
情報交換や現況についての報告がありました。
八ヶ岳の長野県側は深刻な状況です。山梨県側も正式には23年までのデータしか手元にありませんが、激減している状況です。
今後、ミヤマシロチョウの保全対策について、どうしていくか等について協議を持続していくことになりました。
信州大学の助教によりますと、日本に生息するミヤマシロチョウに関しては、遺伝子レベルの研究では、地域変異が認められないということでした。地域隔離がそれほど古い時代ではないのかもしれません。また、絶滅生息地に人工繁殖による個体の放蝶が可能なのかもしれません。